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袴デビューで心得ておきたいこと
大学や短大を卒業する学生は、思い思いの衣装に身を包み式典に参加します。衣装の中でも袴は多くの女学生に着用されています。卒業式で初めて袴を着用される女性は多いと思います。袴デビューを輝かしいものにするためにも、必要なポイントを押えておきましょう。
袴姿を素敵に見せるための所作
所作は、袴姿の美しさを大きく左右する要素になります。椅子に座る、腕を上げる、物を拾うなどの基本動作は、押えておくと何かと役立ちます。椅子に座る時は、浅く腰掛け、背筋を伸ばすと素敵に見えます。
式典が進み、緊張がほぐれてきた頃は、姿勢が崩れてしまいがちなので、注意が必要です。腕を上げる時は、上げる腕の袖口を反対側の手で持つことで上品な印象を与えることができます。袖口に手を添えないと袖口が下がり、見栄えが良くありません。
袖が長いことを忘れて物を拾ってしまうと、袖部分が地面に付いてしまいます。物を拾う腕の袖をもう一方の手で持ち、体が斜めになるように腰を落とすことで上品に見えます。これらの所作は、行う機会が多く、心得ておくだけで袴姿が格段と素敵に見えるのでおすすめです。
万が一の時のために
袴はきちんと着付けを行っても着崩れしてしまう可能性があります。着崩れしにくくするためのポイントと、着崩れしてしまった時の対処について把握しておきましょう。袴を着用していて起こりうる着崩れに、襟元のたるみや袴の落ちがあります。襟のたるみは、袴の脇から手を入れ、着物の右肩側にあたる下前、左肩側にあたる上前の順番で下方向に引っ張り、襟元を整えます。
襟元のたるみに比べて起こりにくい袴の落ちですが、階段の上り下りや座る際に、後ろの裾を踏むことがきっかけで起こることがあります。階段の上り下りの際に、袴を軽く持ち上げたり、袴がずれていないか定期的に確認するようにしましょう。
もし、袴が落ちてしまった場合は、着付けをし直すのがベストですが、着付け直しができないケースがほとんどだと思います。袴の落ちは、タオルで応急処置ができます。
袴の紐から下帯の締めがゆるいことが原因で起こる着崩れなので、折りたたんだタオルを袴の下にある帯の中に挟みこむことで袴の落ちに対処することができます。タオルの折り方は、ゆるみ具合に合わせて調整しましょう。
これらのポイントを押えておくと、初めて袴を着用する際も安心ではないでしょうか。新見市に所在している当サロンでは、着付けやヘアセットを行っております。成人式の着付けにも対応いたしますので、お気軽にお問合せください。